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「E-SCAT®」 熱源トータル最適制御システム

E-SCAT

(Energy Smart Command for Airconditioning of TONETS)

  • 9,農業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11,住み続けられるまちづくりを
  • 13,気候変動に具体的な対策を

E-SCATとは?

熱源システムは熱源機、ポンプ、冷却塔の他、蓄熱槽、排熱回収機、フリークーリングなど、多様な機器・システムの組み合わせにより構成されますが、E-SCATはこれらの運転をまとめる司令塔の役割を果たします。変化する空調熱負荷や外気条件に応じ、熱源システム全体で最も効率が高い運転となるよう一括に制御を行うことができます。(特許 第4028502号、特許 第4422572号、特許 第4435651号 他6件)


E-SCATの概念図2022年度省エネ大賞(製品・ビジネスモデル部門)

E-SCATの強み

  • POINT
    01

    世界最高効率の実績(熱源総合効率3.2)

  • POINT
    02

    約40件の導入による確かな実績の蓄積

  • POINT
    03

    高精度なシミュレーションにより省エネ効果試算や分析が可能

  • POINT
    04

    提案・設計・施工から竣工後のフォローまで一貫したサービスをご提供

制御メニュー

E-SCATの制御メニューとして、冷却水最適制御、最適台数制御、冷水最適制御、フリークーリング最適制御、放熱/蓄熱最適制御、排熱回収最適制御、があります。お客様のご要望や物件毎の熱源システム・運用方法に合わせて制御メニューを選択し、E-SCATを構築します。

E-SCATの制御メニュー

省エネルギーのポイント

冷凍機の機器特性を最大限生かした制御

E-SCATはインバータターボ冷凍機などの高効率冷凍機のポテンシャルを最大限引き出すことができます。低冷却水温度・部分負荷時に高効率運転となる特徴を生かすことで、冬期は約4倍、中間期は約2倍の効率で運転することができます。また、外気温の高い夏期でも1.25倍と年間を通し効果を発揮します。

E-SCAT®の運転実績の図

冷凍機運転台数の最適化

従来の固定速冷凍機では負荷率100%で最も効率が高くなりますが、インバータターボ冷凍機などの高効率冷凍機では冷却水温度により特性が変化し、低冷却水温度では部分負荷で効率が高くなります。そのため、1台100%運転で賄える負荷を2台50%運転とするなど、効率の良いポイントで運転できるよう台数制御を行います。​

 

 

補器類を含めた省エネルギー

冷凍機と補器類(冷却水ポンプ・冷却塔ファン)の消費電力量は負の相関関係があります。冷凍機単体ではなく冷却水ポンプ・冷却塔ファンを含めたシステムとして消費電力が最も小さくなる運転ポイントを指示します。

導入実績

生産工場をはじめ事務所、商業施設、病院、データセンター等様々な用途で導入されており、これまでに約40件の実績があります。一般的な熱源システムに比べて1.5~3.0倍の高効率な運転を実現しており、空気調和・衛生工学会賞技術部門賞を受賞した生産工場では熱源効率3.2と世界トップレベルの実績を残しています。

サービスの流れ

サービスの流れの図

効果の大きい建物例

  • 冷房負荷の大きい又は冷房期間の長い建物
  • 1万㎡以上の大規模建物(生産工場、研究施設、データセンター、病院、オフィスビルなど)
  • 冷凍機などの更新を計画中の建物

E-SCATシリーズ

「CT-X,CT-Light」 冷却水最適制御コントローラ
省エネルギー効果の高い冷凍機の冷却水最適制御を低コスト・短納期で導入できるよう開発したコントローラ

「C-SCAT」 CGSと熱源設備の連携システム
熱源システムと連携し排熱の有効利用を図るとともに、維持管理のコストも含め、包括的にコージェネレーションシステムのマネジメントをコントローラ

「ゆずコン」 熱融通システム
熱源システム間の冷温熱のやり取り(熱融通)を最適化することで、双方のエネルギー消費量の合計値を削減するコントローラ

「HEMコン」 排熱回収コントローラ
排熱回収機の性能を最大限生かせるように容量制御・台数制御行うコントローラ

関連技術

こちらの技術に関するパンフレット・お問い合わせ