3DスキャナBIM連携システムとは?
3DスキャナBIM連携システムは、3Dスキャナにより計測した点群データ(物体の3次元座標情報をデータ化したもの)をBIMに自動変換するシステムです。改修工事で現況図がない場合これまでは手作業で現地調査を行っていましたが、迅速かつ安全に現況図作成が進められるようになります。
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現況図作成の作業日数を約75%削減できるため工期短縮が図れます。
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現地調査は1回の計測でOK。何度も現地調査を行わないのでお客様に手間を減らせます。
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高所・閉所なども点群データより採寸できるため高精度かつ安全に作業が進みます。
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BIMに対応した現況図により設備の撤去後・新設後を見える化します。
3Dスキャナとは?
スキャナから照射する赤外線レーザーで物体までの距離を計測し、全周囲物体の3次元座標を得る計測機器。

BIM(Building Informarion Model)とは?
建物の3次元デジタルモデルに属性データを追加した建築物のデータベース。その情報は設計・施工から維持管理までのあらゆる工程で活用されます。
3Dスキャナでの撮影から現況図完成までの流れ

3次元データで全ての物品(建築/空調/衛生/電気/消火設備/など)を確認でき、設計・施工計画に利用可能です。
施工計画をわかりやすく見える化
現況から撤去した状態・新設した状態を計画段階でわかりやすく “見える化” し、お客様とイメージを共有することでスムーズに施工計画を行います。
更新機器の搬出入ルートを3Dでシミュレーションし手順や干渉の有無をチェックすることができます。

点群データに機器を表示

自由に移動させ確認できます
3Dスキャナと気流シミュレーションの統合VR
3Dスキャナで撮影した点群データを気流解析ソフト“T-Flow”に読み込むことで、気流シミュレーションの作成作業の省力化と見える化の向上が図れます。

通常の気流シミュレーション

3Dスキャナとの連携後のVR
※VR(Virtual Reality):人工的に作られた疑似体験できる仮想空間
BIMとの連携によるファシリティマネジメントの高度化
