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2007年02月

「モエレ沼公園ガラスのピラミッド」の雪利用空調設備が、専門誌「建築設備士」で事例研究として紹介さる

「モエレ沼公園ガラスのピラミッド」の雪利用空調設備が、専門誌「建築設備士」で事例研究として紹介さる

当社の札幌支店が施工し、2003年(平成15年)7月に運用が開始された「モエレ沼公園ガラスのピラミッド」の、雪などの自然エネルギーを利用した空調設備の概要と運転報告が、(社)建築設備技術者協会の機関誌「建築設備士2007年2月号」に事例研究として紹介されました。
モエレ沼公園は札幌市郊外北に位置しており、市の環状グリーンベルト構想の拠点公園として、彫刻家の故イサム・ノグチがマスタープランを行い、環境芸術公園として建設されたもので、ガラスのピラミッドはこの公園のシンボル的存在として、透明な面の集合体として軽快な見え方を追求した、彫刻的建物です。
本施設の空調設備には、雪などの自然エネルギーを利用した空調システムが採用されています。2004年(平成16年)の運用実績では、貯雪量1,735t(実質容量3,160m3)、雪冷房運転期間6月1日~8月19日、雪冷房の総負荷容量478.2GJ(368kWの冷凍機が360時間フルロード運転した負荷に相当)、雪の有効活用率0.76の実績を得ました。雪以外の自然エネルギーシステムには「自然換気+機械換気併用の外気冷房システム」「冷却水利用による床吸熱システム」などがあります。

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