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2010年06月

第1回JABMEE環境技術優秀賞を受賞

第1回JABMEE環境技術優秀賞を受賞

 「第1回JABMEE環境技術優秀賞」に、「東京電力技術開発センターにおける環境性の維持と省エネルギーの実践」が選ばれ、5月28日明治記念館で開催された建築設備技術者協会の席で表彰されました。
 JABMEE環境技術優秀賞」は、今年度(2010年度)より建築設備技術者協会が設けた賞で、協会員の発揚、機関誌「建築設備士」誌面の向上、技術の普及向上などが目的で、「建築設備士」に投稿された報文から選考されるものです。
 受賞した報文は、下記の点が評価されました。

  1. 二次側送水温度4℃、最低送風温度10℃で直接吹き出す低温送風空調システムの空調総合効率〔=二次側負荷/(熱源システム電力量+二次側空調システム電力量)〕を1.54から1.99に3割向上させた

  2. 10年以上にわたる継続的な環境性・快適性の維持や管理を実施した

  3. 熱源機器の運転や蓄熱制御の調整により負荷平準化および熱源システムCOPを1割向上させた

  4. 低温空調送風システムの最低送風量調整により搬送効率を4割向上させた

  5. タイムスケジュールによる一斉消灯運用などにより照明電力量を1割強削減させた

また、建物竣工後において、環境性・快適性の維持と更なる省エネルギーを推進するために、ユーザー・設計者・運転管理者・保守管理者・施工者など建物運用に関わるすべてのメンンバーからなる「運用WG」を編成し、隔週に一度の割合で運用会議を定期的に開催し、幅広いコミッショニング活動を実践し続けPDCAを有効に機能させたことも大きく評価されました。

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