「赤坂インターシティAIRにおける環境・設備計画」が、公益社団法人 空気調和・衛生工学会の第58回学会賞技術賞 建築設備部門に値する業績として認められ、当社は施工者として、(株)日本設計様、日鉄興和不動産(株)様、赤坂インターシティマネジメント(株)様、(株)大林組様、高砂熱学工業(株)様、アズビル(株)ビルシステムカンパニー様、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)様、アークヒルズ熱供給(株)様、森ビル(株)様、新菱冷熱工業(株)様とともに同賞を受賞しました。
既存の技術の巧みな組み合わせにより、新しい視点で快適性と省エネルギー性を両立させるスマートウェルネスオフィス空調システムを提案しています。DHCにおいても中温冷水熱源を新プラントに導入し、既存プラントと比較して高いCOPで運用されており、省エネルギー性とBCP性能の向上にも寄与しています。運用後も、継続的なコミッショニングや省エネルギーへの取り組み、原単位の整理、ZEB等が様々な条件や補正により検証されています。
テナントビルとしての利便性を犠牲にせず、コスト・省エネ性能・地域貢献といった数多くの要望に応えるべく、検討体制づくりから詳細な技術検討までを一貫して実行した好事例と考えられ、これら技術や取り組みの多くは、今後の大規模テナントオフィスビルへの普及・波及効果にも期待できる部分が評価されました。