本文へスキップします。

【全】Lang
Search 検索
  • 標準
  • 拡大
H1

ニュース

ニュース
2015年10月

「日経産業新聞 環境・エネルギー欄に『熱融通システム』が紹介される

2015年10月30日付け日経産業新聞 環境・エネルギー欄に「熱を工場全体で融通」ソニーセミコンダクタ熊本テクノロジーセンター(熊本県菊陽町)に導入した熱融通システム(ゆずシステム)が紹介されました。

 2015年10月30日付け日経産業新聞 環境・エネルギー欄に弊社がソニーセミコンダクター熊本テクノロジーセンター(熊本県菊陽町)に導入した『熱融通システム(ゆずシステム)』が紹介されました。
弊社の既開発技術である「熱源トータル最適制御システム(E-SCAT)をソニーセミコンダクター熊本テクノロジーセンター2号棟に導入して最高効率の運用実績を達成、導入以降も工場の稼働特性に合わせて、排熱の利用や自然エネルギーの活用といった省エネルギーへの取組みをソニーセミコンダクター熊本テクノロジーセンターと共同して進めてきた。その結果、エネルギー使用量の継続的な削減を実現して、大型熱供給設備で国内トップレベルの省エネ性能を発揮し続けています。
 今回、ソニーセミコンダクター熊本テクノロジーセンターに新たに開発・導入した熱融通システム『ゆずシステム』により、一層の省エネルギーが実現されました。
 この『ゆずシステム』は、建物ごとの熱源の効率を高める従来の省エネ施策とは異なり、複数の建物に施設された熱源の中で最も効率の良い熱供給設備から熱を効率良く、工場全体に供給する、すなわち熱を融通することで工場全体のエネルギー効率を向上させる新しい取組みです。
 今年1月の運用開始後(冬期実績として)の導入効果は、旧工場のエネルギー効率が約1.7倍、工場全体としては約1.4倍のエネルギー効率向上を達成し、一般的な大型工場と比較するとエネルギー消費量を7割削減できたことになります。
 熱融通システムは、国土交通省や経済産業省においてもスマートコミュニティー実現策の一つとして、導入を促進しています。この『ゆずシステム』は、もともと独立して運用されている個別の熱供給設備を融合して最大限に総合効率を向上、それぞれの建物特性に合わせて熱を融通する技術的課題を解決したシステムであることが特徴です。もちろん、建物ごとの熱供給設備の運転と熱融通システムの運転を切り替えて運用が可能であり、工場に欠かせない熱の安定供給と新旧設備の共存を実現しています。

問い合わせ先 :東洋熱工業(株)
技術統轄本部 エネルギーソリューショングループ
 グループリーダー 柳原 茂    TEL 03-5250-4100        以上

  導入前
                    
                              

 

​  導入後
                  
 

                             導入事例の概念図

              
 
【全】sideMenu